台湾、台北 – 2024年8月22日 – 堅牢組込みシステムで業界をリードするNeousys Technologyは、本日Intel® Alder Lake Nプロセッサーで駆動される小型拡張ボックスPC、Nuvo-2822を発表しました。PCIe/PCIスロット x4を備えるNuvo-2822は小型化と柔軟性を見事に両立しており、AI演算機能を持つフレームグラバーカードなど、各種の産業拡張カードの統合に理想的なプラットフォームとなっています。この汎用性により、AI対応の演算プラットフォームへシームレスにアップグレードでき、インテリジェント製造の発展を加速させます。
Nuvo-2822はIntel N97プロセッサーを搭載し、4コア/4スレッドのアーキテクチャと12W TDPを特徴とします。この構成を通じ、要求の厳しい自動化制御システムにおいても、安定した演算性能と長期的な安定性が得られます。小型設計のため、自動化設備内の狭い空間への設置に特に適しています。
統合のやすさを念頭に設計されたNuvo-2822はフロントアクセス可能なI/Oポートを提供し、周辺機器を容易に接続できます。I210-ITコントローラーを持つ2つのイーサネットポート、産業カメラを堅牢に接続するためのネジロック機構を持つ2つのUSB 3.2 Gen2ポートなど、各種の産業I/Oをサポートします。また、このシステムは8チャンネルの絶縁DIOとCOMポート x4をサポートしており、各種の産業センサー、インジケーター、モーター、アクチュエーターとの互換性を確保しています。
Nuvo-2822はPCIeスロット x2とPCIスロット x2を特徴とし、各種のPCeカードへ豊富な拡張オプションを提供します。この柔軟性のおかげで、ビデオキャプチャカードやモーション制御カードを統合できるため、工場自動化アプリケーションの多彩な要件を満足できます。さらに、Nuvo-2822はNVIDIA Jetson Orin NXで駆動されるNeousysの100 TOPSインテリジェントフレームグラバーカードと互換性を保つため、既存のx86システムを簡単にAI推論可能なエッジAI演算プラットフォームへアップグレードできます。
省エネルギーの世界的な要求に応え、スマート倉庫/スマート工場/スマートシティで性能を最適化するため、Nuvo-2822は超省電力モードを備えます。このモードはアイドル時とシャットダウン時の消費電力を最小限に抑えるため、エネルギー利用を大幅に低減して電力代を節約できます。Nuvo-2822は堅牢設計を施され、-10°C~70°Cの広範囲温度で動作してMIL-STD-810H規格の耐振動性と耐衝撃性に適合しており、小型キャビネットや過酷な環境での設置に理想的です。
Neousys Technologyのプロダクトマネージャー、Neil Liuはこう述べます。「Nuvo-2822は高性能と小型化を完璧に両立し、柔軟な拡張性を提供して数々の産業ニーズを満足させます。AI演算アプリケーションに対応するため、AI推論PCIeカードすらもサポートできます。当社はエッジAIの限界に挑戦し続けており、この堅牢ボックスPCをもって、工場自動化の変革を加速させられると確信しています。」
- Neousys Nuvo-2822 Intel® Alder Lake N小型拡張ボックスPCの詳細情報をご覧ください:
https://www.neousys-tech.com/product/product-lines/industrial-computers/nuvo-2822