台湾、台北 – 2024年5月16日 – 堅牢組み込みシステムで業界をリードするNeousys Technologyは、Jetsonベースのコンピューターファミリー、FLYC-300での最新機種を発表しました。わずか297gの重量で、低SWaP(サイズ、重量、電力)のフォームファクターを持ちます。100 TOPSのAI性能を発揮するFLYC-300は、UAV(無人航空機)、UGV(無人地上車両)、AMR(自律移動ロボット)の実装を含め、広範囲に高度な無人アプリケーションを導入する場合に理想的です。
ドローンとロボットは、その機動性と操作の容易性により、様々な業界で非常に重宝されています。これらは、検査、物流、救助作業、セキュリティ、農業、環境モニタリングなど、アクセスが届きにくい場所や広範囲わたる場所での重要なタスクを実行し、画像を取得することに優れています。FLYC-300を導入すれば、AI演算で自律ナビゲーション、物体検出、リアルタイム推論、SLAM(自己位置推定とマッピング)が可能になります。
様々なセンシングと認識機能を満足するため、FLYC-300はイーサネット x2、USB3.2 x2、GMSL2 x2ポートをサポートし、RGB、赤外線、ハイパースペクトル、HDR、高解像度カメラなど、様々なセンサーやカメラの統合を可能にします。UARTとCANサポート機能を内蔵するため、フライトコントローラー、車両、ロボットとシームレスにやりとりできます。
また、FLYC-300はドローン用のXT30 DC入力コネクターを通じ、4S~14Sのバッテリーパック(または12V~60V DC入力)に対応し、広範囲な電圧入力をサポートします。5Gまたは4Gモジュールと互換性があり、画像、映像、データのリアルタイム転送が可能です。エンクロージャー付きとエンクロージャーなしの2つの構成があります。顧客はアプリケーションの要件により、最も合う仕様を選択できます。
Neousys Technologyの製品マネージャー、Neil Liuはこう述べます。「FLYC-300は、強力ながらも高効率なNVIDIA Jetson SoMと視覚機能を組み合わせて、無人システムのレベルをさらに引き上げられるよう設計されています。低SWaP性とインターフェース設計のおかげで、統合と実装を容易に行えて、ドローンとロボティクスでこれまでにないAI性能を発揮できます。」
- Neousys FLYC-300低SWaP AIミッションコンピューターの詳細を見る :
https://www.neousys-tech.com/product/product-lines/edge-ai-gpu-computing/nvidia-jetson/flyc-300