Neousys Technologyが、最新の産業用アプリケーションに対応する、万能で堅牢な組み込み式コンピューターのNuvo-8034を発表

Neousys Technologyが、最新の産業用アプリケーションに対応する、万能で堅牢な組み込み式コンピューターのNuvo-8034を発表

, 台湾台北

堅牢な組み込み式コンピューターのリーディングカンパニーであるNeousys Technologyは、本日Nuvo-8034を発表しました。「一つで全てを賄う」をコンセプトに、Nuvo-8034は産業オートメーションにおけるI/Oの拡張機能へのニーズや、機器の可視性、オートメーション、AIへの対応というシステムインテグレーターのニーズを満たします。

Nuvo-8034は、一般的な19インチ(4Uサイズ)の半分という大きさにかかわらず、2つのx16 PCIe、2つのx8 PCIe、3つのPCIスロットという、ボックス型のPCでは初めてとなる7つの拡張スロットを持ちます。インテル第8・9世代のCore-iシリーズプロセッサと、ワークステーションに使用されるC246チップセットの組合せで、市販のボックス型PC・ラックマウントIPCとしては最先端の処理能力を有します。なによりも、Neousys独自の電源設計と効果的な放熱システムにより、Nuvo-8034は180WシングルNVIDIA GPUへの給電を可能とし、teraFLOPSのディープラーニング性能で目視検査アプリケーションに対応します。

Nuvo-8034の外部I/Oは、8個のスクリューロック付きのUSB 3.1 Gen1・Gen2ポート、2個のギガビットイーサネット・ポート、4個のCOMポートを備え、また一般的な機械オートメーションに使用できる、8チャンネル独立DIおよび8チャンネル独立DOを装備します。また、ホットスワップ対応でRAID0/1をサポートする2.5インチSATAトレイを前面に2つ備え、ストレージ間のデータ転送を容易にします。内部には、M.2 NVMeスロットと、最大128GBまで対応するDDR4のメモリスロットを装備し、究極のパフォーマンスをサポートします。

「Nuvo-8034は、市販のボックス型PCとしては、新種と呼べるものです。一般的な4U(19インチ)のIPCと同等かそれ以上のスロット容量と演算能力を有していると言える一方で、サイズはその半分程度です。機械メーカーにとって、コントロールキャビネットのサイズを減らす、またはより多くのデバイスを組み込む、などの可能性を意味します。前面からアクセス可能なI/Oのデザインが、配置やメンテナンスを容易にするというのも、特筆すべき点です」と、NeousysのプロジェクトマネージャーであるAriel Chen氏は述べます。また、「さらに、180WのGPUに対応することで、ディープラーニングを活用してより複雑な目視検査システムの構築が可能となりました。我々は、Nuvo-8034が現在または将来的に、あらゆる機械オートメーションと目視検査のニーズに対応できるユニバーサルプラットフォームであると確信しています。」と付け加えました。



Neousys Technology について

Neousys Technologyは2010年に設立されました。組み込み式の頑丈なプラットフォームやモジュールを設計、製造しています。組み込みコンピューティングやデータ取得/処理の分野を専門とする弊社の目標は、シンプルであるが優雅なアーキテクチャを持つ革新的な機能を開発して製品に統合し、さまざまな垂直市場に届けることです。

Neousysは次の分野でアプリケーション指向のプラットフォームを提供しています。

  • 動作温度が幅広く丈夫な組み込み式ファンレスコンピューター
  • 複数のGigE/PoEポートを持つ機械視覚プラットフォーム
  • 車両搭載ファンレスPC
  • 超コンパクトなファンレスコントローラー
  • 監視/ビデオ分析コンピューターシステム

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