2018年1月8日, Taipei, Taiwan
Neousys Technologyは本日、Intel® Apollo-Lake Atom™ x7-E3950 quad-core processorを搭載する超小型車載ファンレス組込みコンピューター、POC-351VTCを発表しました。Neousysの車載シリーズにおける最新製品として、わずか56 (W) x 153 (H) x 108 (D) mmと、最もコンパクトで堅牢なシャーシを採用しています。フロントパネル経由でI/Oポートをアクセスできるよう設計されたPOC-351VTCはセットアップが手軽に行え、鉄道、トラック、バスなどのスペースに制限のある車載アプリケーションに理想的です。
内部拡張機能の面では、POC-351VTCは合計4つのM.2/ mini-PCIeスロットと6つのアンテナ孔を備えており、各種の4G、3G、WiFi、GPSモジュールに対応します。アルミ製の放熱板は熟慮を重ねられて設計および配置されており、モジュールが放出する熱を拡散し、動作安定性を最高レベルに保ちます。
外部接続の面では、POC-351VTCはギガビットイーサネットポート x3、802.3at Gigabit PoE+ポート x2、USB3.0ポート x2、USB2.0ポート x2、VGA + DVIデュアルビデオ出力用DVI-Iコネクタ x1、COMポート x4、CANバス、絶縁DI x4、絶縁DO x4を備えます。豊富なI/Oポートを用いて、他のデバイスと容易に通信可能です。
車載組込みコンピューターとして、POC-351VTCは100%のCPU負荷にて、-25℃~70℃の広範囲な温度設定にて稼働することができます。オン/オフの遅延設定用に、イグニション電源制御機構も備わっています。本システムは8~35V DCの広範囲な電源入力に対応し、過酷な環境における24時間、365日動作の試験を経ています。さらに、POC-351VTCは水平方向と垂直方向の壁面取付けをサポートします。
- 詳細は、www.neousys-tech.comをご参照ください:
https://www.neousys-tech.com/product/application/in-vehicle-computing/poc-351vtc-compact-in-vehicle-computer